こんにちは、雪うさぎ(@yukiusagi_nem)です!
本日は、タイトルのとおりですが、「レーシック手術」についての体験記事です。
何を隠そう、私じつはレーシック手術を受けているんです。しかも2回。
大学に入学した頃から目が悪くなり始めて、最初はコンタクトを使用していました。
ただ、もともとドライアイだった私の目は、コンタクトで目に蓋をすることで、激しい渇きと共に、目の充血と痛みを伴いました。
つまりコンタクトは合わない体質だったんですよね。
しかも、コンタクトは本体やケア用品にもお金がかかるだけでなく、洗浄するという手間がかかります。
使い捨てだと手間はかかりませんが、コストがかかりますよね。
そこで私が出会ったのが「レーシック」でした。
レーシックは視力が回復するというすごいメリットがある代わりに、様々なデメリット(リスク)がつきものです。
もし、レーシック手術を検討している方がいたら、是非、この記事を参考にしてみてください。
もくじ
レーシック手術から10年経過した現在の視力は?
先に結論から言います。
レーシック手術から10年経った現在の視力は以下のとおり。
■手術前の視力 ⇒ 両目とも 0.3~0.4
■現在の視力 ⇒ 両目とも 0.3~0.4
はい、変わってませんwww
非常に残念ですが、これが現実でした。
ただし、視力がまったく回復しなかったわけではありません。
では、この10年でどのように視力が変化していったのか?
まずはレーシック手術がどんなものなのか教えます
手術ってどんな感じなのか気になる人もいるかと思いますので、手術の流れを簡単に説明します。
まず、手術前に目に麻酔をします。
これは点眼の麻酔なのでとっても簡単です。
手術前はすごく不安があるのですが、このとき、待合室にはたくさんの人がいて
「これだけレーシックを受ける人がいるんだ。なんだか安心するな」
と、妙な安心感をもったことを覚えていますw
そして、いよいよ手術開始。
手術台のうえに仰向けになり、頭と目を器具でしっかりと抑えられます。
すると、視界に機械が現れ、光る部分を見ているよう先生から指示があります。
いよいよレーザーによる手術が始まるわけですが、麻酔がしっかりと効いているので、もちろん痛みはありません。
ただ、この時、目が焼かれてるような「音」と「匂い」がします。
これがかなり怖いですが、手術自体はすぐに終了。
術後は暗い部屋に案内され目を閉じてゆっくりと休みます。
休憩後は、専用のメガネを装着し、そのまま帰宅し終了です。
この時点では、まだ目がしょぼしょぼして完全な状態ではないのですが、
その状態でもかなり視力が回復していること実感できました。
そのままコンタクト無しで普通に家に帰れましたからね。
手術後はすぐに視力が回復し両目とも視力は2.0に!
もう翌日の朝には感じるはずです。
「レーシックすげー!!」と。
そして私の両目は、すぐに視力2.0まで回復しました。
すごいですよね~。
当然ですが、めちゃめちゃよく見えますw
これにはさすがに感動しました。
「レーシックありがとう」と。
私は、ついに裸眼での快適ライフを手に入れたのです!
そして、それはずっと続くものと思っていました…。
手術から3年ほど経過すると視力の低下が始まった…
視力が回復してからは本当に生活が快適でした。
コンタクトやメガネなどの煩わしさから解放されたわけですからね。
もともと、旅行が好きで、
という謎の夢をもっていまして、それも無事に叶えることができました。
しかし、手術から3年ほど経過した頃からでしょうか。
「左目」に違和感を感じ始めたのは。
そこからは、一気でした。
あっという間に視力が下がり始め、手術前と変わらない視力に元通り!
ただ、その時は「右目」はまだ視力0.7程度はありました。
2回目のレーシック手術を受けることに
視力が下がってしまい、どうしようか悩みましたが、もう一度手術を受けることにしました。
ちなみに、当時クリニックの先生に質問したところ、角膜の厚みが十分にあれば、手術は何回でも可能とのことでした。
もともと、5年以内に視力が低下したら、無料で再手術を受けることができる保証がついているコースでしたので、無料で手術をしてもらうことができました。
ただし、右目は生活に支障のない視力が残っていたので、2回目は「左目」だけ手術することに。
手術の流れは上記のとおり。
こうして再び視力2.0の左目を手に入れました。
それでもやっぱり視力は下がった
しかし、せっかくの再手術も虚しく、手術後徐々に視力は下がっていきました。
先に話した通り、現在は両目とも視力0.3~0.4といった状況です。
感覚としては、おそらく今後も徐々に低下していくような気がします。
(これはレーシックの影響というよりは加齢によるものだと思いますが)
後に残ったのはレーシック手術による後遺症のみ
しかし、レーシック手術により得たものがすべて元通りになったわけではありません。
残ったものもあります。
それはレーシックによる後遺症ですw
レーシック手術を受ける際は、後述する後遺症が発生する可能性があることに対して、同意書を書くことを求められます。
ですので私は、後遺症が発生することを前提に手術を受け入れましたので、仕方がないことでした。
レーシック手術による主な後遺症で有名なのが以下の2つ
【ハロー現象】
光を見ると、光の周りに輪のような光が見えたり、滲んでぼやけて見えりし、通常より眩しく感じる。
【グレア現象】
光を見ると、(特に夜間)本来よりもギラギラと光が眩しく見える。
私は特に、後者のグレア現象が顕著に現れます。
特に夜間に車を運転しているときは、対向車のライトがギラッギラにまぶしくなり結構怖いです。
その他にも、
- 目がさらに乾きやすくなった
- 目が疲れやすくなった
- 近くが見えづらくなってきた(老眼の進行が速い)
などの副作用も残りました。
特に目が疲れやすくなってしまい、
目の疲れ ⇒ 首筋・肩こり ⇒ 頭痛
ということがよくおこります。

【結論】レーシック手術から10年経った今、結局メガネを使用しています
視力がもとに戻ってしまった今は、結局メガネで視力を矯正し生活しています。
結局、レーシック手術を受けたことにより
視力 ⇒ 回復せず現在はメガネ(一時的な回復あり)
術後に残ったもの ⇒ 後遺症のみ
という最悪の結果となりました。
ただし、ここで確認しなければならない重要なことがあります。
それは、
- レーシック手術によるリスクは事前に説明を受けており、最終的に決断したのは自分であること
- 私の結果はあくまで一例であって、レーシック手術を受けた人それぞれで結果は当然違うこと
です。
視力は回復せず、後遺症は残るという結果でしたが、病院を恨んだりはしていませんw(今のところ)。
事前に十分説明はありましたし、それに対して承諾もしています。
また、私の周りでも、何人かレーシック手術を受けた方を知っていますが、私以外の方は今のところ視力の低下もなく、快適な生活を続けています(別のクリニック含む)。
そう考えると、私はレーシック患者の中でもマイノリティな存在なのかもしれません。
こればかりは仕方がありませんね。
レーシック手術を受けるなら、よく調べて慎重にね
繰り返しになりますが、私がレーシック手術を受けたのは約10年ほど前になります。
ですので、当時と今とでは技術の進歩などにより状況が違うと思います。
それでも、手術を受けるなら、事前によく調べ、慎重に病院を選ぶことは必要でしょうね。
少し古い情報ですので、これからレーシック手術を考えている人にどこまで参考にしていただけるかはわかりませんが、一人の体験談として参考にしていただければ幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。